歯周病は単なる口の病気ではなく、全身疾患(心疾患・高血圧・糖尿病・誤嚥性肺炎など)を
引き起こす病気であることが、はっきりとしてきました。
そこで、歯・歯肉を守るだけでなく全身疾患から身を守るためにも、一度、歯周病のチェックをしてみませんか?
当院長は国際歯周内科研究会会員及び、歯周病原因菌遺伝子診断認定医となっております。
歯周病は単なる口の病気ではなく、全身疾患(心疾患・高血圧・糖尿病・誤嚥性肺炎など)を
引き起こす病気であることが、はっきりとしてきました。
そこで、歯・歯肉を守るだけでなく全身疾患から身を守るためにも、一度、歯周病のチェックをしてみませんか?
当院長は国際歯周内科研究会会員及び、歯周病原因菌遺伝子診断認定医となっております。
人間は菌と共存しています。無菌にすることはできません。
歯原性菌血症とは血液中に細菌が存在する状態のことをいい、お口の中の細菌が誤嚥や血液を経由し全身へと流れ様々な疾患を引き起こします。
予防治療を行うことで有害な菌(レッドコンプレックス:重度の歯周病に影響があるとされる3種菌)の数を減らし、お口の中から全身を健康へと導きます。
トレポネーマTd菌除菌薬
特殊な機械でジンジバリスPg菌※1の数を調べます。(1回目)
カンジダ菌除菌薬
トレポネーマTd菌除菌薬を服用後、
約1〜2週間後に顕微鏡検査1回目をおこないます。
プロバイオティクス※2でバクテリアセラピーをおこないます。
特殊な機械でジンジバリスPg菌※1の数を調べます。(2回目)
更に1〜2ヶ月後にもう一度顕微鏡検査2回目をおこないます。
歯周病は感染によっておこります。再感染しても重症化しないように、当院ではバクテリアセラピーを取り入れプロバイオティクス※2で善玉菌を増やしています。
※1 血液を餌として増殖します。出血のある方は要注意です。歯槽骨を溶かします。アルツハイマー病との関係も解明されています。
※2 プロバイオティクス……人体に良い影響を与える微生物又はそれらを含む製品・食品のこと。
PICK UP
歯周病菌の種類は以前は300種類と言われていましたが、今では、800種類を超えると言われています。
その中で、極悪御三家として
Treponema denticolaトレポネーマ・デンティコーラ
Porphyromonas gingivalisポルフィロモナス・ジンジバリス
Tannerella forsythiaタネレラ・フォーサイシア
があります。この中の親分は、ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌)です。
この菌は吸血鬼のように血液をエサにしています。そして吸血鬼は、日光が苦手なように酸素が苦手です。
虫歯の原因菌のミュータンス菌は、母子感染であることがわかっています。Pg菌は、どこから感染するのかまだわかっていません。ただ、思春期以降の唾液感染であろうと推測されています。
また、最近、検査の精度が上がり、ごく微量のPg菌でも検出できるようになりました。歯周病でない口腔からもPg菌が検出されるようになり、もしかしたら常在細菌かもしれないという説もあります???
この菌に感染したとしても、この菌は、細々と弱々しく生きています。体に害を与えることもあまりありません。
ところが、お口の中が不潔になりミュータンス菌が歯に付着し始めると細菌は住みやすい環境を作るため細菌同盟を結び歯に強固に付着してきます。ある量に達すると、歯に接している歯肉に炎症が起こり歯肉の内面に潰瘍が形成され、血が出るようになると状況は一変します。密かに細菌同盟に参加していた少数派のPg菌は血液を得ると、数百倍から数万倍まで数が増えます。
そして、骨を破壊し歯周ポケットという歯と歯肉の間の溝をどんどん深くしていきます。その溝が4mm以上になると溝の奥は、酸素が減ってきます。Pg菌は酸素が苦手なのでますます元気になり増殖します。
一方で、体の側も黙っていません、あらゆる手段を使ってPg菌を攻撃し排除します。しかしその結果、自ら骨を溶かしてしまうことになります。これが、歯周病です。歯周病を予防するためには、Pg菌に血液というエサを与えず、酸素のない住家を与えないようにしなければなりません。
まずは、Pg菌の住家を知るために歯周病検査を受ける必要があります。
歯肉のどの部位から出血があるか、4mm以上の歯周ポケットがどこにあるかを調べます。そして歯ブラシと専門的クリーニングにより出血と4mm以上の歯周ポケットをなくします。
これによりPg菌はおとなしくなります。しかし居なくなる訳ではなく、息をひそめて暴れだす機会を待っています。その機会を与えないためにも定期検診が必要不可欠です。
〒254-0902 神奈川県平塚市徳延463-1
院 長:久保田 正治(くぼた まさはる)
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前9:00〜12:30 | |||||||
午後14:00〜18:00 土曜日〜17:00 |
休診日/木曜日・日曜日・祝日
「バス」でお越しの場合
「車」でお越しの場合
駐車場:有り
※駐車位置はお間違いのないようご注意ください。